育児はいつから楽になる?辛いときどう乗り切ったかの体験談も教えます!
「我が子の取扱説明書が欲しい!」と思える程、手を焼いてる親御さんは多くいらっしゃるのではないでしょうか?
365日24時間ずっと一緒に過ごしていれば、良いときと悪いとき、可愛いときと憎たらしいときもありますよね。
本記事では娘3人を育て上げた筆者が、自身の体験談をもとに育児がいつから楽になるのか解説していきます。
育児が大変だとお悩みの方は、今後の育児の参考にしてみてくださいね。
育児はいつから楽になるの?「3歳を過ぎると楽になる」と考える人が多数!
育児が楽になる時期の説が色々あるのをご存じですか?
「100日過ぎると楽になる」「3歳を過ぎると楽になる」「幼稚園、小学校に行くまでは大変」など。
ただどうやら世間一般的には、以下の3つの理由から「3歳を過ぎると楽になる」と考える方が多いようです。
- 意思疎通がしやすくなる
- 1人でできることが増える
- 少しずつ善悪の区別がつくようになる
詳しく解説していきます!
意思疎通がしやすくなる
子どもは2歳~3歳頃になると少しずつ言葉を理解し始めるので、意思疎通しやすくなります。
親の言うことに返事をしたり、「これを食べたい!」「あれをしたい!」など意思表示をしたりするようになるのが3歳前後なのです。
意思疎通できると、子どもが不機嫌な時や言うことを聞いてくれない時も「どうして?」とコミュニケーションで解決できるので、気持ちが楽になってきます。
1人でできることが増える
何でも自分でやりたくなる時期には、手を出されるのを嫌がるようになります。
一人で食べる事や一人で着替える事もだんだんできることが増えてきますので、
「よくできたね!」と褒められることで、本人も嬉しく思い、次々に色々なことを覚えていきますが、まだまだ手を貸さないとこぼしたり、後ろ前が逆だったりしますから目が離せないですね!
少しずつ善悪の区別がつくようになる
善悪の区別がつくようになってくるのも、3歳ごろです。
10ヵ月~12ヵ月頃の子でも、親の様子を見ながら悪いことをして、目が合うと笑ってごまかすことがありますよね。
これは、明確に善悪の区別がついていないまでも、叱られていたことを覚えているからです。
3歳くらいになると善悪の区別がつくようになるので、「してはいけないこと」を伝えるのが楽になってきます。
ただしどうしてそれが悪いことなのかという点については、しっかり理解できるように伝えることが大切です。
例えば、「自分がされると嫌でしょ!」といっても、子どもは自分に例えて考えることがまだできません。
代わりに「お母さんが他の人にこうされると〇〇くんは嫌じゃない?」と、本人の大好きな人に例えて言うと理解できます。
子供は大好きなお母さんが嫌なことをされることを嫌がりますので、ぜひ試してみてくださいね。
育児はいつから楽になる?子どもが大きくなっても大変なことはある
育児は3歳を超えてからは楽になると感じる方が多いようですが、実際は子どもが大きくなってからも大変なことはたくさんあります。
多くの親御さんが感じる、育児で大変なことを3つご紹介します。
- 人間関係のトラブルが起きる可能性がある
- 時間・物の管理が自分でできるようになるまでは苦労する
- 口答えが増えてつい喧嘩になる
人間関係のトラブルが起きる可能性がある
幼稚園に通うようになれば、お友達との接触でトラブルが起こることがあります。
お友達の物を取ったり、取られたり、子供同士の喧嘩でケガをさせたり、させられたり・・・。
自分もお友達もそれぞれ自我が芽生え、意思表示をするようになるので、人間関係のトラブルが増えてくるのです。
自分と他人の気持ちが理解できてくると自然とトラブルも減っていきます。
何か起きたら「どうしてそう思ったの?」など、子どもの気持ちを丁寧に聞いてあげるようにしてみてくださいね。
時間・物の管理が自分でできるようになるまでは苦労する
幼稚園や小学校など、成長するにつれて時間や物の管理が必要になってきます。
最初は子どもの支度がゆっくりだったり、忘れ物が多かったりして、親御さんは苦労するかもしれません。
次の日の準備を前の日に済ませるように口が酸っぱくなるまで言ったり、毎朝「早くしなさい!」と急かしても、子どもはマイペースなものです。
忘れたり、遅刻したりしたら困るのは自分だと理解できれば、自然と自分で管理できるようになりますよ。
口答えが増えてつい喧嘩になる
子どもが成長してくると相手の自我も強くなり、語彙力も広がるので、口喧嘩も多くなります。
筆者には3人の娘がいますが、彼女たちが5歳くらいの頃は口も達者になってきて、どこで覚えてきたのかという言葉で反抗してくることも多かったです。
男の子は悪い言葉遣いを覚えてきて、面白がってお友達同士で言い合うことが多いようです。
真剣に受け止めてヒートアップするのではなく、「そういう言葉は言わないようにしようね」と軽く受け流すようにしましょう。
反抗期が訪れ、子どもとの関わり方に悩む
2歳くらいから始まる第一次反抗期『イヤイヤ期』では、何に対しても反抗するので苦労します。
食事をするのも嫌、着替えをするのも嫌、靴を履くのも嫌・・・。
「自分でできない」という不満をうまく言葉にできず、「いや!」という言葉に変換されるようです。
親御さんはまず、「こうしたかったね!」と子どもの気持ちに共感して寄り添ってあげましょう。
小学校高学年~高校生あたりまでは、第二次反抗期が訪れます。
親への無視や暴言、時には暴力が起こることもありますが、親御さんは子どもの言葉を最後までしっかり聞き、自分の思いを押し付けないようにしましょう。
進路について真剣に考える必要がある
中学生あたりからは、子どもの進路についても真剣に考えなければなりません。
子どもが進路について悩みはじめたら、親もきちんと向き合って、一緒に考えてあげることが大切です。
子どもに「任せてるから!」と丸投げしてしまうと、子どもの進路決定が満足いくものになりにくいどころか、後々の信頼関係にも影響する可能性があります。
子どもの考えを尊重して良いアドバイスができるよう、子どもが興味のある分野を一緒に調べたり、詳しい人に聞いたりして、進路決定を手伝ってあげましょう。
育児が辛い!と感じるときはどうしたらいい?体験談をご紹介
育児は大変ですが、育てると同時に自分も育って行くので、わからないことだらけで当たり前です。
娘を3人育ててきた筆者も、辛いことはたくさんありました。
こちらでは筆者の体験談をもとに、育児が辛いと感じた時の対処法をご紹介します。
- 本やスマホの情報はアドバイス程度に考える
- 子どもに干渉しすぎない
- きちんと向き合って話し合う
本やスマホの情報はアドバイス程度に考える
最近ではスマホも普及して、育児の様々な情報が簡単に手に入るようになりました。
ですが、子どもは1人1人違う性格を持っていますから、本やスマホで学んだ通りには育たないことがほとんどです。
筆者も「どうしてうちの子は他の子よりもできるようになるのが遅いの?」「他の子はちゃんと座って食べられてるのに、どうしてうちの子は集中して食べられないの?」などと思うこともありました。
だけど、今思えば他の子と違って当たり前だし、子どもの成長に正解はないのです。
本やスマホでの情報は、アドバイス程度に考えておきましょう。
子どもに干渉しすぎない
親御さんの中には、子どもが心配なあまり色々なルールを決める方もいます。
「こうしたら危ない!」「これはしたらダメ!」「〇時までに絶対帰って来なさい」などなど。
筆者も子どもに対してルールを決めたことがありましたが、結果的に子どもとの関係性はあまり良くないものになってしまいました。
ルールを設けると子どもには「自分は信用されていない」と感じさせてしまい、ダメと言われたことをわざとして反抗するようになるのです。
親は親で、最初は心配だった気持ちが段々といら立ちに代わり、子どもを可愛く思うよりも憎たらしく思えることもが増えます。
子どもに干渉しすぎることは結果的に親子関係を悪くさせてしまうので、ルールで縛らないように気を付けましょう。
きちんと向き合って話し合う
親子で何かケンカやトラブルに発展したら、逃げずにしっかりと向き合うことが大切です。
子どもが反抗期に入ると、様々な態度で親を傷つけようとしてきます。
しかしここで親が子どもと向き合うことを避けてしまったら、子どもからの信頼を失い、意思疎通ができなくなって終わりです。
筆者も子ども達と様々な揉め事を経験してきましたが、きちんと向き合って、子ども達と話し合いを繰り返してきました。
お互いの気持ちが本当に大切だからこそ、時には親であっても子どもに謝ります。
そうすることで今では家族みんなが友達のように、仲の良い関係になれました。
家族のトラブルから目を背けずに、コミュニケーションを取り続けるよう心がけてみてくださいね。
まとめ
育児は一人の人間を育て上げていくのですから、教科書通りにいかなくて当たり前です。
本記事では娘3人を育て上げた筆者が、育児がいつから楽になるのか、また辛い時にどう乗り切れば良いかを解説しました。
辛いことも、きちんと対処すれば必ず乗り越えられます。
育児が大変と思ってる方の気持ちが少しでも楽になるよう、本記事がお役に立てれば嬉しいです。
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