【ざっくり収支管理】家計簿を手書きするメリットと続けやすい簡単な書き方
「簡単に家計簿をつけたい!」
家計簿を書く時にたくさん項目があると記入が大変で困りますよね。
でも実は、家計簿を手書きにすることにはさまざまなメリットがあるんです。
本記事では、家計簿を手書きするメリットと簡単な書き方を紹介します。
家計簿をつけ続けるのが苦手な方は参考にしてくださいね。
家計簿を手書きするメリット
家計簿を手書きするメリットには、次の3つがあります。
- 項目を自分好みにアレンジできる
- 書き方の自由度が高い
- 自分で計算して書き込むことで家計を振り返るきっかけになる
詳しく説明します。
項目を自分好みにアレンジできる
家計簿を手書きにすると、項目をアレンジしやすいことがメリットです。
市販の家計簿は、一般的な項目しかなくアレンジしにくいからです。
例えば、通信費といっても、固定電話やインターネットの使用料金、携帯電話料金など項目は多岐に渡ります。
手書きであれば、各家庭の生活スタイルに合わせた項目を自在にアレンジ可能です。
書き方の自由度が高い
家計簿を手書きにすると、書き方の自由度が高くなることがメリットです。
色分けやイラストを入れるなど、オリジナル家計簿を作ることで、書き続けるモチベーションも上げられます。
例えば、シンプルにまとめたいなら必要な項目だけ記入したり、その時に買ったお気に入りのものを一緒に書いておいたりも可能です。
項目を書くことも大変な場合、レシートを貼って合計金額を書くだけでも家計簿になります。
自分が続けられる家計簿の書き方を見つけていきましょう。
自分で計算して書き込むことで家計を振り返るきっかけになる
家計簿を手書きするメリットの一つは、自分で計算して書き込むことで家計を振り返るきっかけになることです。
手書きで一つ一つ記入するとお金の動きがわかり、改善点を明確に把握できます。
手書きは時間と労力が必要ですが、あえて手を動かすことで家計と向き合う時間となってしっかりと見直しができます。
手書きであれば家族との共有も簡単なので、一緒に家計について話し合うきっかけにしていきましょう。
手書き家計簿の書き方
手書きの家計簿の書き方は、主に次の5ステップに分けられます。
- 最初の1ページ目に目標を記入する
- 収入を記入する
- 固定費を記入する
- 変動費の項目は少なめに設定する
- 月末に収支を計算して記入する
詳しく説明します。
STEP1
最初の1ページ目に目標を記入する
手書きの家計簿をつける時は、最初の1ページ目に目標を記入します。
毎回家計簿を開くごとに目標が目に入ることで、モチベーションを維持できます。
例えば「1年でいくら貯金する」「◯月までに旅費の10万円貯める」など、目標は具体的であるほどいいです。
挫折しやすい方は、具体的な目標を書くようにしてみてくださいね。
STEP2
収入を記入する
次は、今月の収入を記入していきます。
なぜなら入ってくる金額がわからなければ、予算の振り分けもできないからです。
例えば、今月は30万円の収入があるとなった場合、そこから固定費を引いて、いくら使える余裕があるのか考えられますよね。
いきなり1年分を考えることは難しいので、まずは1ヶ月から書いていきましょう。
STEP3
固定費を記入する
次は、毎月の固定費を記入していきます。
なぜなら、収入から固定費を引くことで、今月使える費用が算出できるからです。
例えば、固定費といっても光熱費などは季節によって金額が違います。
貯蓄予定金額がある方は、貯蓄も固定費として貯めてみてくださいね。
STEP4
変動費の項目は少なめに設定する
次は、変動費の項目は少なめに設定するようにします。
変動費を大きめに入れておくと、余裕があると勘違いしてしまうからです。
例えば、月の半ばで食費の予算が予定より1万円多くあるとわかったら、財布の紐が緩んでしまいますよね。
どんぶり勘定になりがちな方は、変動費は最低限の予算にすることを試してみましょう。
STEP5
月末に収支を計算して記入する
最後に月末に収支を計算して記入します。
こまめに収支を計算して書いていると疲れるし、続かなくなる可能性が高いからです。
毎日収支を計算する時間をとるよりも、月末にまとめて書いた方が一気に作業ができるので、1ヶ月分が赤字か黒字かまで判断できます。
忘れがちな人は、この日は家計簿の日と決めてやってみましょう。
【家計簿をつけている主婦に聞いた】変動費はどんな項目に分けて整理してる?
実際に家計簿をつけている主婦は、変動費をどのように項目分けしているのでしょうか?
ここでは4つの体験談を説明します。
- 分類が多すぎて9項目に減らしました
- 分類を3つに減らし240万円貯蓄
- 分類を7つに絞り夫婦で1ヶ月1万円生活
- 項目は3つ!楽しくないと続かない
分類が多すぎて9項目に減らしました
Aさんが家計簿をつけ始めた時の経験です。
支出項目を決める際に多すぎて分類に迷ってしまい、家計簿をつけるのが面倒になっていた時期がありました。
そこで変動費の項目を見直ししAさんの家庭で必要なものだけに限定してみたところ、スッキリとした状態で家計簿を続けられているのです。
今では変動費を次の9つに分けることで、楽に家計簿をつけられています。
- 電気
- ガス
- 水道
- スマホ(夫/私)
- ネットスーパー
- Amazon定期便
- 子供関連
- お小遣い(夫/私)
- その他
(参考サイト:mamari)
分類を3つに減らし240万円貯蓄
節約大好きブロガーBさんが、家計簿をつけ始めた時の経験です。
その時Bさんは体調を崩して世帯収入が3割減となって困っていました。
そこで家計簿をつけ始め、変動費を「食費・日用品・被服費」の3つに減らしたのです。
毎月いくら収入があって、食費や固定費にいくらかかっているかを知ることで、無駄遣いがなくなり家計改善に成功しました。
今では年間貯蓄240万円を達成しています。
(参考サイト:LIFULL HOME’S)
分類を7つに絞り夫婦で1ヶ月1万円生活
Cさんが年収150万円で、旦那さんが無職だった時の経験です。
その時Cさんは貧乏生活でしたが、ズボラな性格のため家計簿が続かずに困っていました。
そこで変動費の項目を「食費・日用品費・交際費・外食費・買い物費・プレゼント費・ガソリン費」の7つに絞ったのです。
夫婦2人で生活費1ヶ月1万円で過ごす予定が、残金200円としっかりと節約に成功し、その後も家計簿を書き続けられています。
(参考サイト:年収150万円 旦那は無職!貧乏生活の全貌。〜借金返済&貯金〜)
楽しくないと続かない
Dさんがどうしても家計簿を書くのが面倒で続かなかった時の経験です。
その時Dさんはめんどくさがりな性格で、「続けられない」ことに困っていました。
そこで、変動費は色々ありますが、娯楽費・趣味・特別費の分類だけはきっちりと分けて管理するようにしたのです。
またNoMoneyDayという、買い物をしなかった日に印をつける制度も導入しました。
今では手間のかかる作業を極力減らして、楽に家計簿を書き続けられています。
(参考サイト:mii♡楽しい節約貯金生活)
まとめ
本記事では、家計簿を手書きするメリットと続けやすい簡単な書き方について紹介しました。
簡単に家計簿をつけたい時に項目がたくさんあると困りますが、手書きなら書き方を工夫することで、ざっくり収支管理できます。
本記事で紹介した体験談も参考に、手書きの家計簿で収支管理をしてみてくださいね。
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