知らない間に子供がゲーム課金してしまった時の叱り方・ペナルティの与え方
「えっ!?ゲームの課金で請求ってどういうこと?」
子供が親の知らないところで課金していたら困りますよね。
実は、頭ごなしに怒ってもあまり効果がないことも。
本記事では、知らない間に子供がゲームで課金してしまった時の叱り方やペナルティの与え方を紹介します。
子供のゲームの仕方についてお悩みの方は参考にしてくださいね。
子供が親の知らない間にゲーム課金してしまったトラブル体験談
実際に子供が親の知らない間にゲームで課金をしてしまったトラブル体験談を集めました。
体験談を4つ紹介します。
- 一度怒られたのに2ヶ月でまた課金した息子
- キャリア決済を無料と勘違いして課金した子供
- 親のクレジットカードで150万円以上課金
- 親のゲームアカウントを使い7万円の課金
詳しく説明します。
一度怒られたのに2ヶ月でまた課金した息子
ゲームの無断課金を繰り返す息子をもつママの体験談です。
長男は、母親のクレジットカードを使って、ゲームで課金アイテムを購入していました。
無断課金が発覚した際にしっかりと叱って、家庭内バイトをさせるなどお金の大切さを教え、カードを解約し目の前でハサミを入れました。
しかし、2ヶ月後にはまた、また別のクレジットカードを持ち出し1万円ほど課金していたそうです。
(参考URL:シーアカフェ)
キャリア決済を無料と勘違いして課金
同級生からの誤情報を信じて高額課金をしていた子供をもつママの体験談です。
Aさんのお子さんは、友人の「キャリア決済を使うとお金がかからない」という誤情報を鵜呑みにして携帯で課金をしていました。
キャリア決済は毎月の通信料金などとまとめて請求されるため、友人の家庭は請求額が少なく見逃したのかもしれません。
今回の無断課金の場合、パスワードの入力が不要で決済完了メールがこなかったため、子供もそのまま無料だと勘違いしていました。
ですが、Aさんの翌月の携帯料金が高額となり、子供の無断課金が発覚しました。
(参考サイト:シーアカフェ)
親のクレジットカードで150万円以上課金
Bさんのご家庭では、家族で共有しているタブレットで、小学生の兄弟がオンラインゲームで課金をしました。
タブレット端末にはクレジットカードの情報が入っていたこともあり、子供でも課金できたのです。
さらに、ゲームの課金の決済メールを子供達が故意に削除していたため、発覚が遅れ150万円にもなっていました。
タブレットの請求が来てようやく発覚したケースです。
(参考サイト:シーアカフェ)
親のゲームアカウントを使い7万円の課金
親のアカウントを使って、子供が7万円ほど課金をしていたケースもあります。
Cさんの家庭用ゲーム機にはクレジットカードの情報が入っており、子供はYouTubeなどでポイントの入手方法を知っていました。
子供は、ポイントを手に入れることが課金になるとは考えていなかったようです。
Cさんはゲーム会社に問い合わせましたが、「返金はできない」という対応でした。
(参考サイト:シーアカフェ)
子供のゲーム課金への叱り方・ペナルティの与え方
そもそも子供のゲームへの叱り方やペナルティの与え方は、どのような方法がいいのでしょうか?
主な方法は4つあります。
- 感情的にならずに叱る
- 子供と話し合って課金のルールを決める
- 課金した額だけお小遣いを減らす
- 改善されないなら取り上げも検討する
詳しく説明します。
1. 感情的にならずに叱る
子供が勝手にゲームに課金したとしても、感情的にならずに叱りましょう。
感情にまかせて怒っても、実は子供にはほとんど伝わっておらず、怒られた内容よりも悲しさと不快感だけが残ります。
「なぜ課金してしまったのか」「なぜ親に相談しなかったのか」など、冷静に状況を分析して、再発防止に務めた方がより効果的です。
事実確認をして、今後どうしたらいいのか子供と一緒に考えましょう。
このように、感情的にならずに叱ると効果的です。
2. 子供と話し合って課金のルールを決める
子供の勝手な課金を叱る際には、子供と話し合って課金についてルールを決めましょう。
子供と一緒に話し合うことで、親も子供もお互いに納得できるルールを決められるからです。
本来であればゲームを与える前に話し合うことが理想ですが、今からでもルールについて話し合うことが大切です。
ルールは書き出して、目につくところに張り出しておくといいでしょう。
3. 課金した額だけお小遣いを減らす
勝手な課金のペナルティとして、使った金額分のお小遣いを減らしましょう。
課金することは、お金を使う行為だと認識させる必要があります。
実際にお小遣いが減らなければ、「課金=自分がお金を使った」という認識が生まれないでしょう。
お小遣いを減らすとともに、親のお金でも勝手に使ったら泥棒であると教える必要があります。
4. 改善されないなら取り上げも検討する
これらの対策をとっても改善されないようなら、ゲームの取り上げも検討します。
対策をとっても繰り返すようなら、「親は取り上げるまではしないだろう」と甘くみている可能性があるからです。
一度ゲームを取り上げてお金の使い方をしっかり学び、ゲームとの関わり方について本気で話し合う必要があるでしょう。
親が本気で怒っていることを見せれば、変わる可能性もあります。
子供の課金を防ぐ方法
子供が勝手に課金できないようにする方法は、どうすればいいのでしょうか?
主な方法は2つあります。
- クレジットカード利用額の管理
- ペアレンタルコントロール機能
詳しく説明していきます。
クレジットカード利用額の管理を徹底する
クレジットカードの利用額の管理を徹底することは、子供の課金を防ぐ方法の一つです。
利用明細を頻繁に確認できる手立てを整えておけば、無断課金にすぐ気づけるので被害が少額で済みます。
クレジットカードの決済完了メールは削除される可能性もあるので、別に明細を確認できるアプリなどを入れておくといいでしょう。
少額でも不明な明細内容があったら、内容を確認するようにすると早い段階でトラブルを発見できます。
ペアレンタルコントロール機能を利用する
ペアレンタルコントロール機能を利用することも、子供の課金を防ぐ方法の一つです。
子供がスマホを使いすぎたり不適切なサイトにアクセスしたりできないよう、閲覧制限をかけられる機能です。
親の携帯から設定でき、アプリのダウンロード制限もできます。
課金トラブルや使いすぎの予防策として、試してみるのもおすすめです。
まとめ
子供がゲームに課金したら困りますが、叱り方やペナルティの与え方によっては、子供はしっかり理解してくれます。
本記事で紹介した課金を防ぐ方法を参考に、子供とお金について考える機会にしてくださいね。
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