花粉症による夜の鼻詰まりで寝られない!原因と防ぎ方を紹介
「花粉症で鼻が詰まって眠れない!」
そんな時、花粉症対策をしていても症状が出ると困りますよね。
鼻詰まりのために快適な睡眠を得ることができず、次の日の活動にも影響を及ぼすことも。
実は、花粉症による夜の鼻詰まりで寝られないのには原因があるのです。
本記事では、花粉症による夜の鼻詰まり原因や具体的な防ぎ方を紹介します。
簡単な方法ばかりなので、花粉症の季節でも快眠したい方は参考にしてくださいね。
花粉症で夜に鼻詰まりが起こるのはなぜ?
花粉症で夜に鼻詰まりが起こるのはなぜでしょうか?
主な原因は4つあります。
- 遅発相反応
- 夜に飛んでいる花粉のせい
- 寝室に花粉がある
- 薬の効果が切れる
詳しく説明します。
遅発相反応
花粉症で夜に鼻詰まりが起こる理由の一つは、遅発相反応が挙げられます。
遅発相反応とは、花粉が繰り返し鼻の粘膜に付くことで、花粉がない場所でも鼻詰まりが続くことをいいます。
例えば、昼間に花粉を吸い込み、夜間に炎症反応が進行して鼻詰まりが起こります。
花粉が鼻やのどに付着し、免疫システムが反応を起こすため、夜に症状が悪化するのです。
(参考:白百合ヶ丘総合病院)
夜に飛んでいる花粉のせい
夜に飛んでいる花粉が原因となり、夜に鼻詰まりが起こります。
花粉は昼前後と日没前後に多く飛散します。
花粉の飛散量は日中に比べて夜間は半分以下になりますが、ゼロになることはありません。
夜に外出したり窓を開けたりすると、鼻やのどに飛来した花粉が付着し、鼻詰まりの症状が現れます。
夜は花粉が空気中により長く滞留しやすくなるため、鼻詰まりが特に酷くなりやすいのです。
(参考:Nafias)
寝室に花粉がある
花粉症で夜に鼻詰まりが起こる理由の一つは、寝室に花粉があることです。
花粉を除去せずに寝室に入ると、ベッドや寝具に花粉が付着し、鼻に入り込んで鼻詰まりの症状を引き起こすのです。
寝室の窓を開けていないのに花粉の症状が出る場合は、外から持ち込んでいないか確認しましょう。
(参考:Nafias)
薬の効果が切れる
睡眠中に花粉症の薬の効果が切れることも、夜に鼻詰まりが起こる原因です。
花粉症の症状を軽減するためには内服薬を服用することが一般的ですが、薬の効果には限りがあり、時間の経過とともに徐々に切れてしまいます。
内服薬を飲んで一時的に症状が軽減されたとしても、睡眠中に薬の効果が切れてしまうと鼻詰まりが再び現れ快眠が妨げられてしまうのです。
(参考:Nafias)
花粉症による夜の鼻詰まりを防ぐ方法
花粉症による夜の鼻詰まりはどう防げばいいのでしょうか?
主な方法は6つあります。
- 外出時はマスクをつける
- 布団を外に干さない
- 帰宅後に着替えず寝室に入らない
- こまめに寝室を掃除する
- 寝室で空気清浄機を使う
- 内服薬を適切な頻度で飲む
詳しく説明しますね。
外出時はマスクをつける
花粉症による夜の鼻詰まりを防ぐ方法の一つは、外出時にマスクをつけることです。
外出する際にマスクを着用することで花粉の侵入を抑え、夜の鼻詰まりを軽減できます。
花粉が多く飛散する場所に出かける際には、しっかりとマスクを着用しましょう。
特に花粉のピーク時や風の強い日には、マスクがより効果的ですよ。
布団を外に干さない
花粉症による夜の鼻詰まりを防ぎたいなら、布団を外に干さないようにしましょう。
なぜなら花粉は風に乗って運ばれ、外で干した布団にも付着するからです。
夜に外で干した布団を使うと、花粉が直接鼻に入り込んで鼻詰まりの症状を引き起こしやすくなります。
布団を外に干さずに室内で干したり、布団乾燥機を使ったりし、花粉の侵入を減らし夜の鼻詰まりを予防しましょう。
(参考:Nafias)
帰宅後に着替えず寝室に入らない
帰宅後に着替えず寝室に入ると、花粉症による夜の鼻詰まりが起こりやすくなるので要注意です。
外出先や通勤中に花粉が衣服や髪に付着し、そのまま寝室に入ると、花粉が布団や枕にも付いて夜の鼻詰まりを引き起こします。
帰宅後には玄関で花粉を払い落としたり、着ていた衣服を脱ぎ、洗濯機に入れて花粉を洗い流したりしましょう。
少し手間がかかりますが、確実に花粉の侵入を減らし夜の鼻詰まりを予防することができますよ。
(参考:Nafias)
こまめに寝室を掃除する
花粉症による夜の鼻詰まりを防ぐためには、こまめに寝室を掃除することも重要です。
花粉はドアを開けただけでも寝室に入り込み、家具や床、カーテンなどに付着します。
たまった花粉は、鼻詰まりの原因になります。
床や家具の表面を拭き取り、掃除機でカーペットや畳をきれいにしましょう。
また、カーテンや布製品も定期的に洗濯すると効果的ですよ。
さらに、寝具も忘れずに清潔に保ち、シーツや枕カバーを頻繁に洗濯して部屋干しや乾燥器を使って乾かしましょう。
こまめに寝室を掃除することで、花粉の付着を最小限に抑え、花粉症による夜の鼻詰まりを軽減しましょう。
(参考:Nafias)
寝室で空気清浄機を使う
寝室で空気清浄機を使うことで、花粉症による夜の鼻詰まりを軽減できます。
なぜなら空気清浄機は、プラズマクラスターやナノイーなどの技術により、花粉を抑制する効果が期待できるからです。
また空気清浄機は、フィルターを通じて空気中の不純物をキャッチし、クリーンな空気を放出します。
花粉を含む空気をきれいにすることで鼻詰まりの症状を緩和する効果が期待できますよ。
(参考:Nojima)
内服薬を適切な頻度で飲む
花粉症による夜の鼻詰まりを確実に防ぎたい場合は、内服薬を適切な頻度で飲みましょう。
なぜなら内服薬は、適切な頻度で飲むことで、薬の効果を持続できるからです。
医師や薬剤師の指示に従い、定められた用量とタイミングで内服薬を摂取しましょう。
「今年は花粉が少ないから少な目に内服薬を飲もう」などと自己判断せず、服用頻度を守って、内服薬を適切な頻度で飲んでくださいね。
(参考:Nafias)
まとめ
花粉症で夜に鼻が詰まって寝られないと本当につらいですよね。
しかし、原因と防ぎ方を知れば、花粉症の辛い時期でも快適な睡眠を得ることができます。
本記事では、寝室に花粉を持ち込まない方法など、具体的な対策を紹介しました。
花粉症で快眠ができず困っている方は、ぜひ参考にしてくださいね!
この記事へのコメントはありません。