ゲームを取り上げると暴れる子供…どうしたらいい?対処法は?
「もうゲームしすぎ!いい加減にしなさい!」
そんな時、ゲームを取り上げて、子供が暴れ出したら困りますよね。
実はゲームを取り上げる行動は逆効果です。
本記事では、ゲームを取り上げると暴れる子供への対処法を紹介します。
子供のゲーム問題に悩んでいる方は参考にしてくださいね。
ゲームを取り上げるのは逆効果!無理やり没収することの影響
ゲームを取り上げることは、子供にゲームをやめさせるには逆効果になります。
無理やり没収するとどのような影響があるのか、5つのケースを紹介します。
- 子供の自己肯定感が下がる
- SNSや学校での素行が悪化する
- 自室にこもるようになる
- 親に恨みを募らせる
- 暴れる・暴言を吐くなどの反抗をする
1. 親からの信頼を感じられず子供の自己肯定感が下がる
無理やり没収するのは、親からの信頼感が感じられず、子供の自己肯定感が下がります。
これは子供を信用していないで罰を与えるという対応になるからです。
子供からすれば、自分の気持ちをわかってもらえず親から意地悪をされていると感じるでしょう。
親から拒否されていると感じると、自己肯定感が下がります。
2. SNSや学校での素行が悪化する
無理やり没収すると、SNSや学校での素行が悪化する可能性があるので逆効果です。
親に没収されたという不満の吐口が、学校やSNSに向かい素行が悪くなる可能性があります。
それではゲームをやめさせる意味がないですよね。
3. 自室にこもるようになる
無理やり没収するのは、自室にこもるようになる可能性があるので逆効果です。
自分を信じてくれない親と一緒に過ごしたくないと感じる子もいるでしょう。
そうなると自室にこもって、食事以外は出てこないようなことにもなりかねません。
自室にこもってコミュニケーションが取れない状況になってしまっては、無意味と言えます。
4. 親に恨みを募らせる
無理やり没収すると、親に恨みを募らせるので逆効果です。
ゲームをしてはいけないという親の価値観を押し付ける結果になるからです。
子どもと親の価値観にギャップが大きいほど、反発も大きく親を恨むようになるでしょう。
価値観のズレに気づかずに怒っても、何も解決しません。
5. 暴れる・暴言を吐くなどの反抗をする
無理やり没収すると、暴れる・暴言を吐くなど反抗することもあるので逆効果です。
自分が大事にしているものを取り上げられたら、感情を抑えられない子どもは暴れたり暴言を吐いたりするようになる可能性があります。
自分の気持ちをわかってくれない親に反抗しているのです。
ただ没収するよりも話し合った方が賢明と言えます。
ゲームを取り上げるのは逆効果?暴れる子供に悩む体験談
実際に、ゲームを取り上げると子供が暴れると悩んでいる方はたくさんいます。
そこで、暴れる子どもに悩む体験談を3つピックアップしました。
- 小五の長男がしょっちゅう暴れる
- ゲームを取り上げると狂ったように暴れる娘
- ゲーム・スマホを取り上げられると暴れる中二
詳しくみていきましょう。
小五の長男がしょっちゅう暴れる
Aさんの、小五の長男がゲームを止められ、イライラして暴れるので困っているという体験談です。
放っておくと何時間もゲームをしているので、奥様が注意すると大声を出したり、時には暴れて物にあたったり、奥様を殴ったりすることも。
言い争いは静観していますが、手を出したり暴れたりする時には父親であるAさんが止めに入っています。
家族が怪我をしてはいけないし、奥様は精神的に限界がきているので、病院を受診する予定だそうです。
(参考URL:Yahoo!知恵袋)
ゲームを取り上げると狂ったように暴れる娘
Bさんの娘さんは中一で、ゲームを取り上げると狂ったように暴れるそうです。
注意するだけでも逆ギレし、取り上げると暴れ出すのです。
「私の楽しみを奪うな!」と言っていますが、Bさんは自分の子供ながら頭がおかしいのでは?とさえ思っているそうです。
いきなり取り上げるのではなく、何度か注意しての最終手段なので、今後どう対応したらいいのかわからず困っている状態です。
(参考URL:Yahoo!知恵袋)
ゲーム・スマホを取り上げられると暴れる中二
Cさんの中二の息子は勉強もせず、家ではゲームに携帯三昧で、取り上げれば暴れるので困っているそうです。
ゲームや携帯を禁止したら、友達から借りてきてまで続けています。
テストの結果も全教科赤点ギリギリなのに、塾にいくのも本人の希望でやめてしまいました。
本人は中卒で働いて生きていくつもりのようで、人生を舐め切っています。
このまま放っておくしかないのかと、Cさんは悩んでいるそうです。
(参考URL:Yahoo!知恵袋)
取り上げる以外にどうしたらいいの?ゲームをやめない子供への対処法
取り上げることが逆効果なのであれば、ゲームをやめない子供にどう対応したらいいのでしょうか?
主な対処法は4つあります。
- 普段から子供とのコミュニケーションを増やす
- ゲームをやりたい気持ちに理解を示す
- 「ゲームをやめなさい」以外の言葉を使う
- 声かけからすぐにやめなくても辛抱強く待つ
詳しく説明します。
1. 普段から子供とのコミュニケーションを増やすようにする
ゲームをやめさせたいなら、普段から子供とのコミュニケーションを増やすようにしましょう。
親子関係が悪いと、どんな努力をしても反発します。
頼まれたことはできる限り聞いてあげるなど、愛情を持っていることを伝えます。
日頃から良好な親子関係を作っておくことが大切です。
2. ゲームをやりたい気持ちに理解を示す
ゲームをやめさせたいなら、ゲームをやりたい気持ちに理解を示しましょう。
大人だって楽しいことが好きなはずです。
それと同じで子どもにとってゲームは楽しいし、まだ気持ちのコントロールができなくて止められると暴れてしまいます。
楽しいからゲームがしたいという気持ちを理解してあげましょう。
3. 「ゲームをやめなさい」以外の言葉を使う
ゲームをやめさせたいなら、「ゲームをやめなさい」以外の言葉をかけましょう。
ゲームをやっていることには触れず、他のことに意識を向けさせます。
例えば「ご飯できたよ」に変えてみましょう。
すると子どもの反抗的な態度が減り、素直に話を聞いてくれるようになります。
4. 声かけからすぐにやめなくても辛抱強く待つ
ゲームをやめさせたいなら、声をかけてからすぐやめなくても辛抱強く待ちましょう。
子どもにもやめるタイミングがあるからです。
声をかけてすぐにやめられなかったとしても、本人が自らやめるまで待つことも大切です。
まとめ
本記事では、ゲームを取り上げると暴れる子供への対処法を紹介しました。
ゲームをやめさせるために取り上げると逆効果で、さまざまな影響が出る可能性があります。
ゲームをやめない子供への対処法を参考に、子供と向き合ってみてくださいね。
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