赤ちゃんの離乳食でうどんを与えるのはいつから?与え方とおすすめレシピ
「赤ちゃんの離乳食がおかゆばかりだから、そろそろうどんを食べさせてあげたい」
そんな時、いつからうどんを与えればいいのかわからないと困りますよね。
実は、赤ちゃんは離乳初期の後半からうどんを食べられるようになります。
本記事では、離乳食にうどんを与える時期とおすすめレシピを紹介します。
離乳食でうどんを使いたいお母さんは、参考にしてくださいね。
赤ちゃんの離乳食でうどんを与えるのはいつから?
赤ちゃんの離乳食でうどんを与える時期は、離乳期初期の後半からです。
離乳食後期になると、口の中の発達がしっかりしてきて、食べ物を舌でつぶすことができます。
与える時は柔らかめに茹で、キッチンバサミや包丁などで細かく刻みましょう。
ただし、冷凍うどんはコシが強いので、離乳食には向いていません。
赤ちゃん用のうどんかゆでうどんを使いましょう。
また、うどんには塩分があるので、赤ちゃんに与える際は塩抜きをする必要があります。
調理時も釜茹でか薄めのだしで煮てあげましょう。
うどんは消化がいいので与えやすいですが、いきなりあげたりせず少しずつ様子を見ながらあげるのが適切です。
(参考サイト:マイナビ子育て)
【時期別】赤ちゃんの離乳食のうどんの与え方
赤ちゃんに離乳食でうどんを与える時は、どのようにすれば良いのでしょうか?
以下の通り、時期ごとに与え方が異なります。
- 初期
- 中期
- 後期
- 完了期
詳しく解説します。
初期
離乳初期の頃は、10gくらいのうどんを柔らかく煮てすりつぶして与えましょう。
生後5〜6ヶ月の咀嚼は、舌で食べ物を後ろに送ってゴックンできる程度なので、すりつぶしてあげれば食べられます。
初めてうどんを与える場合は、小麦アレルギーを起こすこともあるので、少しずつ食べさせるようにしましょう。
心配な場合は、うどんを与える前に小麦粉を含むベビーフードや野菜ペーストに水で溶いた小麦粉を少量混ぜて試してみるのがおすすめです。
(参考サイト:SHARE DINE)
中期
離乳中期の頃に与えるうどんは、豆腐くらいの硬さまで柔らかくして食べさせてあげましょう。
生後7〜8ヶ月頃になると、食べることに慣れてくるので、30〜50gくらいは食べられるようになるといわれています。
長いままだと喉に詰まる可能性もあるので、細かく刻んであげることが大切です。
調理するときは、お湯や薄めのだしを加えジャムやヨーグルトくらいの食感になるようにすりつぶすと食べやすくなります。
(参考サイト:SHARE DINE)
後期
離乳後期のうどんの与え方は、バナナくらいの硬さになるようにして食べさせてあげましょう。
生後9〜11ヶ月になると、食べ物を歯茎でつぶしてもぐもぐ食べるようになります。
うどんを食べすぎてしまうと、母乳やミルクを飲まなくなることもあるので、与える量はだいたい60〜90gくらいを目安にしておきましょう。
(参考サイト:SHARE DINE)
完了期
離乳完了期に与えるうどんは、肉団子くらいの固さを目安に茹でてあげましょう。
12ヶ月〜1歳半までのこの時期は、歯茎で食べ物を噛めるようになるので、ある程度の固さがあっても大丈夫です。
しかし、まだ長いままでは喉に詰まってしまう可能性があるので、1〜2cmくらいに切って与えるようにしましょう。
(参考サイト:SHARE DINE)
赤ちゃんの離乳食におすすめのうどんレシピ
赤ちゃんの離乳食でうどんを与える時、どんなメニューが良いのでしょうか?
ここでは、おすすめのうどんレシピを時期別に紹介します。
- 【離乳初期】とろとろうどん
- 【離乳中期】昆布だしのきいた鮭のおろしうどん
- 【離乳後期】栄養満点!煮込みうどん
- 【離乳完了期】手づかみ焼きうどん
どれも赤ちゃんが食べやすいレシピなので、ぜひ参考にしてくださいね。
【離乳初期】とろとろうどん
とろとろに煮潰してあるので、離乳初期に最適なうどんです。
【材料】
- ゆでうどん…10g
- だし汁…1/2カップ
【作り方】
- ゆでうどん細かく刻む
- だし汁に1を入れ、弱火でにてとろとろにすりつぶして完成
(参考サイト:子育て123)
【離乳中期】昆布だしのきいた鮭のおろしうどん
昆布だしがきいたうどんです。
鮭と大根おろしでさっぱりと口当たりのいい味なので、赤ちゃんも喜んで食べてくれますよ。
【材料】
- うどん…40g
- 昆布だし…120ml
- 生鮭…10g
- 大根おろし…30g
【作り方】
- うどんを柔らかくゆで、みじん切りにする
- 生鮭を下茹でし、粗熱をとって細かくほぐす
- 昆布だしにうどんと鮭、大根おろしを加え弱火で5分煮込んで完成
(参考サイト:Nestle)
【離乳後期】栄養満点!煮込みうどん
栄養満点な煮込みうどんです。
離乳食を食べなくなった赤ちゃんも、これなら喜んで食べてくれます!
食べづらいようなら水溶き片栗粉でとろみをつけてあげると食べやすくなります。
残った煮込みうどんは冷凍保存しておきましょう。
【材料(5食分)】
- だし汁…500ml
- うどん…1玉
- にんじん…1/2本
- 小松菜…3束分(葉の部分)
- 卵…1個
- 醤油…少々
【作り方】
- 鰹と昆布のだし汁を用意する
- ゆでた小松菜、うどん、にんじんを刻む
- 1ににんじんを入れ、柔らかくなったらうどんと小松菜を入れて10分煮込む
- アクが出たら取り除く
- にんじんが潰れるくらいになったら、溶き卵を回し入れる
- 卵に火が通ったら、醤油を入れて完成
(参考サイト:cookpad)
【離乳完了期】手づかみ焼きうどん
離乳完了期を迎えた赤ちゃんは、手づかみで食べたがります。
そんな時は、手で掴つかんで食べやすいように小分けにした焼きうどんがおすすめです。
手づかみで食べるのは目や手、口の協調運動であり、赤ちゃんにとってとても大切な訓練です。
食べこぼしても温かく見守ってあげましょう。
【材料】
- ゆでうどん 約60g
- ★にんじん 3g
- ★玉ねぎ 3g
- ★ピーマン 3g
- ☆鮭フレーク 10g
- ☆かつお節 適量
- ☆小麦粉 小さじ1と½
- ☆片栗粉 小さじ1
- ☆水 小さじ2
【作り方】
- うどんにラップをかけ、600wのレンジで1分加熱する
- うどんを加熱したら、1cmくらいに刻む
- ★の野菜を細かめに切りレンジで1分加熱する
- ボウルに2と3、☆の材料を入れよく混ぜておく
- フライパンに油(分量外)を敷き、4を入れ焼き色がつくまで焼く
- 焼き終わったら、手でつかみやすい大きさに分けて皿に盛り付けて完成
(参考サイト:母子栄養協会)
まとめ
離乳食でうどんを食べさせてあげたいと思っても、いつ与えたらいいのか迷いますよね。
うどんは生後6ヶ月あたりから少しずつ食べさせることができます。
しかし、月齢によって調理の仕方や量も違い、アレルギーや塩分にも気をつけなければいけません。
本記事では離乳食でうどんを与えるタイミングとおすすめのうどんレシピを時期別に紹介しました。
離乳食にうどんを取り入れたいと思っているお母さんは本記事を参考に、赤ちゃんにおいしいうどんを食べさせてあげてくださいね。
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