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玉ねぎの冷凍保存がまずい!?正しく解凍すれば美味しくて時短もできる

 

「玉ねぎを長期保存したい!」

そんな時、玉ねぎの冷凍保存を試みてはみたものの、おいしくなくなってしまい困った経験がある方は多いのではないでしょうか。

実は玉ねぎは、冷凍する前のひと工夫で美味しく保存できるんです。

本記事では、玉ねぎを美味しく冷凍保存するコツを紹介します。

玉ねぎの冷凍保存方法にお悩みの方は、参考にしてくださいね。

 

玉ねぎを冷凍したらまずくなる理由

玉ねぎを冷凍保存した時、まずくなってしまった経験はありませんか?

もしかしたら、冷凍保存方法を間違えているのかも知れません。

冷凍して玉ねぎがおいしくなくなってしまう主な原因は、以下の3つです。

  • 冷凍時に水気をしっかり切っていない
  • 解凍の際に水分が出てしまう
  • 間違った解凍方法をしている

詳しく解説します。

 

冷凍時に水気をしっかり切っていない

玉ねぎの水気を切ることで冷凍時に発生する霜が抑えられ、料理が水っぽくなるのを防ぎます。

水気を切ろうと思った時に、キッチンペーパーが家に無くて水気を切るのを諦めたことはありませんか?

そんな時は、身の回りにあるティッシュや清潔な布などで代用してみましょう。

 

解凍の際に水分が出てしまう

玉ねぎは、もともと水分を多く含む野菜です。

冷凍すると玉ねぎの水分が膨張し、細胞が破壊されて水分が出てきます。

しかし解凍せずそのまま調理に使うことで、余分な水分を抑えられます。

野菜の特徴に合わせて解凍方法を工夫しましょう。

 

間違った解凍方法をしている

自然解凍すると玉ねぎがべちゃべちゃになり、においも気になります。

玉ねぎを解凍する際は常温ではなく、冷蔵庫に移して解凍しましょう。

急ぐ時は電子レンジで少し温めて解凍するのがおすすめです。

 

玉ねぎを冷凍しても美味しく食べる方法

玉ねぎを冷蔵で長期保存すると傷んでしまう可能性がありますが、冷凍なら1ヶ月は持ちます。

そんな冷凍玉ねぎを、できることならおいしく調理したいですよね。

冷凍玉ねぎは、以下のように調理するといっそうおいしくなります。

  • 水にさらして解凍しない
  • 煮込み料理、炒め物は冷凍のまま調理
  • ハンバーグなどの種にする場合は半解凍
  • 生のシャキシャキ玉ねぎとしては使わない

詳しいやり方を解説していきます。

 

水にさらして解凍しない

冷凍玉ねぎを水にさらすと、水っぽくなるだけでなく栄養素まで流れ出てしまいます。

実は玉ねぎは、冷凍しても栄養価がほとんど変わりません。

しかし水にさらすとビタミンB、ビタミンCが流れて出てしまう可能性が高くなります。

ですから、冷凍玉ねぎを水にさらすのは避けましょう。

 

煮込み料理・炒め物は冷凍のまま調理

冷凍状態のまま使うことで、水っぽい料理にならずに済むだけでなく、調理の時短にもなります。

例えば、1食分ずつ小分けで冷凍保存しておけば、使いたい時にパッと冷凍から取り出して調理できます。

忙しい日や買い物に行けなかった日など、新鮮な玉ねぎがない時はぜひ試してみてくださいね。

 

ハンバーグなどの種にする場合は半解凍

半解凍とは、食材の表面が解凍状態になり、中心部分は凍っている状態のことです。

例えばハンバーグの種を混ぜる時に玉ねぎが固まったままだと混ぜにくいですよね。

そんな時は、前日から冷蔵解凍または電子レンジで少し温めて解凍すると、混ぜやすくなります。

半解凍をうまく利用して、いろいろな料理に玉ねぎを活用しましょう。

 

生のシャキシャキ玉ねぎとしては使わない

生のまま玉ねぎを冷凍すると、水分が多く出ます。

冷凍した玉ねぎは水分が出やすいだけでなく、シャキシャキ感も失われます。

シャキシャキ感が失われた冷凍玉ねぎは、炒め物やカレーなどの煮込み料理との相性が良いです。

シャキシャキ感は無くなりますが、加熱調理することで食感を気にせず食べることができるのでおすすめです。

 

玉ねぎを冷凍するメリット

「冷凍玉ねぎを冷凍しよう!」思っても、一方で「面倒だな……」「大変そう……」と感じる方も多いでしょう。

玉ねぎを冷凍する4つのメリットを知っておくと、料理の幅が広がり時短にもつながりますよ。

  • 甘くなり味がしみやすくなる
  • 飴色玉ねぎが胡粉で作れる
  • 冷凍方法は丸ごと、カット、すりおろし可能で楽チン
  • 冷凍しても栄養価はそのまま

玉ねぎを冷凍するメリットを詳しく解説します。

 

甘くなり味がしみやすくなる

玉ねぎを冷凍すると繊維が潰れて辛みが無くなり、火の通りが良くなります。

例えば、煮込み料理やスープなどに冷凍玉ねぎを使うことで火の通りが早くなり、料理の時間を短縮できます。

忙しい時などの料理のレパートリーが広がるでしょう。

 

飴色玉ねぎが5分で作れる

冷凍玉ねぎは、冷凍の段階で細胞が壊れているため、炒める時間を短縮できます。

例えば飴色玉ねぎを作る場合、新鮮な玉ねぎを1から切って炒めようとすると、飴色玉ねぎができるまでに数十分はかかるでしょう。

冷凍玉ねぎを使えば、新鮮な玉ねぎを使うよりも早く飴色玉ねぎを作ることができます。

飴色玉ねぎを使うと料理にコクが出るので、何かと重宝するでしょう。

冷凍玉ねぎを使えば簡単に飴色玉ねぎを作れるので、ぜひ試してみてくださいね。

 

冷凍方法は丸ごと、カット、すりおろし可能で楽チン

冷凍する時に玉ねぎをいろんな形にカットしておくと、調理の際にサッと使えます。

例えば、玉ねぎを丸ごと冷凍保存したい場合は、皮のまま冷凍することも可能です。

丸ごと冷凍することで、目が染みてしまうすりおろし作業も楽チンに。

さまざまな切り方だけでなく、1食分ずつ小分けして冷凍するのもおすすめです。

 

冷凍しても栄養価はそのまま

玉ねぎは冷凍しても栄養価がさほど変わりませんが、解凍方法を間違えると栄養価が落ちてしまう場合があります。

例えば冷凍玉ねぎを水にさらして解凍すると、ビタミンB群、ビタミンCが水に溶けだしてしまうので注意が必要です。

玉ねぎは栄養価を逃すことなく冷凍可能な野菜なので、腐らせてしまう前にぜひ冷凍してみてください。

 

まとめ

さまざまな料理に使える玉ねぎは何かと重宝しますが、長期保存をしようと冷凍すると、味が落ちてしまいがっかりすることがありますよね。

実は冷凍玉ねぎは、解凍方法を工夫するだけでおいしく調理できます。

本記事では、玉ねぎの賢い冷凍方法と解凍方法について詳しく解説しました。

玉ねぎを上手に使いたい方は、ぜひ本記事を参考に玉ねぎの冷凍&保存テクニックを試してみてくださいね。

20代、主婦歴5年目 夫と来年小学生になる息子、おじいちゃん、モルモット1匹と暮らしています。 今はダブルワークをこなしながら、育児に奮闘中です。幼稚園教諭の経験を活かした子育て記事などを執筆していきます。

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