お菓子作り初心者は何から揃える?何から作るべき?疑問にお答えします!
「お菓子作りをやってみたいけど、私には難しいかな…」
家で手軽に大好きなお菓子が作れたら、生活が豊かなものになりますよね。
実は、お菓子作りがグッと身近になるポイントがあるんです!
本記事では、料理教室の講師を勤めたこともある筆者が、失敗しないお菓子作りのポイントを紹介します!
お菓子作りを始めたい方は、ぜひ参考にしてくださいね♪
お菓子作り初心者は何からそろえるべき?基本の道具はこれ!
お菓子作りを始めるには、どんな道具を揃えればいいのでしょう?
お菓子作りに必要な基本的な道具を9つご紹介します。
- 計量カップ・計量スプーン
- はかり
- ボウル
- 粉ふるい
- ハンドミキサー
- シリコンのヘラ
- めん棒
- オーブンシート
- 焼き型・クッキーの型
計量カップ・計量スプーン
計量カップは標準の200mlのものと、500mlまで計れる大きさのものがあると便利です。
耐熱プラスチック製のものですと、電子レンジで牛乳を温めるのに使えたり、食洗機も使えたりするのでとても便利。
計量スプーンは、大さじ15mlと小さじ5mlが基本です。
大さじは小さじの2倍ではなく3倍量ということも覚えておくといいですね。
時々、食事用のスプーンを計量に使っている方もいますが、容量が全く異なりますので失敗の原因となってしまいます。
粉類は押し付けないようにして優しくすり切り、液体はぷっくり表面張力が働く量になるようにするのが正確な計量の仕方です。
はかり
スケーターと呼ばれることもあるはかりには、デジタル式のものとアナログ式のものがあります。
初心者には、より正確に計れるデジタル式のものがおすすめです。
ボウルを乗せてから電源ボタンを押せば、ボウル分の重さを含めずに計量してくれるので、より簡単に計れますよ。
ボウル
ボウルは大・中・小のサイズで入れ子になるようなセットがあると、調理にも収納にも便利です。
最初にひとつだけ買うとしたら、直径20cm程度のものを選ぶと使い勝手がいいですよ。
ボウル素材は、熱伝導率の良いステンレス製が、湯煎や冷やす作業に便利なのでおすすめ。
耐熱ガラス製のものなら、電子レンジでバターを溶かすのにそのまま使えたり、ハンドミキサーを使う時に嫌な音がしにくかったりといったメリットがあります。
筆者は大きめのガラスボウルと、中・小サイズのステンレスボウルという組み合わせで使っています。
粉ふるい
粉ふるいは絶対に必要と言うわけではありませんが、あると仕上がりがグッと良くなります。
レバーが付いたカップタイプは、レバーで簡単に粉がふるえるため飛び散りにくく、ケーキ作りなどのようにふるう粉の量が多い時にとても便利です。
お子さんと一緒に作りたい時には、レバーがついたタイプがおすすめです。
平たい円形の枠に細かい網がついた裏ごし器兼用タイプは、ふるう面積が大きいため、より速くふんわりと粉をふるうことができます。
裏ごし器としても使えるため、スイートポテトなど作れるお菓子の幅も広がります。
初心者には上記の2タイプがおすすめですが、ストレーナータイプやスプーンタイプなどさまざまなタイプがあるので、ご自分に合ったものを探してみてください。
参考サイト:mybest
https://my-best.com/823
ハンドミキサー
泡立て器と電動のハンドミキサーの両方があれば、お菓子作りのハードルがグンと下がるでしょう。
ホイップクリームやメレンゲを手で泡立てるのは、実はとても重労働です。
ケーキを作ってみたい方には、断然ハンドミキサーをおすすめします。
最近では2000円前後で買える商品もあり、筆者も愛用しています。
ハンドミキサーが1台あると、お菓子作りがグッと身近なものになりますよ。
シリコンのヘラ
ゴムベラやスパチュラと呼ばれることもあるシリコンヘラ。
材料を切り混ぜたり、ケーキを型に流し入れる時に必須のアイテムです。
ヘラと持ち手に継ぎ目のない一体型のものですと、材料や生地が隙間に入り込んでしまったり、隙間に水分が残ってカビてしまったりということがなく衛生的です。
めん棒
お菓子作りにはある程度長さがある方が使いやすいので、36〜40cmくらいのめん棒がおすすめです。
より完成度を上げたい場合や力加減が難しいお子さんと一緒に作る時は、厚みを揃えるための「ルーラー」と呼ばれる板もあると、簡単に生地を均等に伸ばすことができますよ。
オーブンシート
オーブンシートには紙製の使い捨てタイプと、シリコンやグラスファイバーで作られた繰り返し使えるタイプがあります。
紙製のものは落とし蓋等料理にも利用できたり、ラッピングにも使えたりと汎用性があります。
これから頻繁にお菓子を作りたいなら、グラスファイバーのものがおすすめです。
ガラスの繊維で加工されているため、洗えばサッと汚れが落ち、切り取ることもできるため型に合わせて切っておけばお菓子作りがスムーズに。
焼き型・クッキーの型
焼き型には、紙製・金属製・シリコン製のものがあります。
初めて作るなら使い捨ての紙型を使うのがおすすめ。
表面がザラザラしているため、生地が引っかかりやすく縮みにくくなり、そのままプレゼントするのにも便利です。
焼くのに慣れて作る回数が増えてきたら、金属製やシリコン製のものを揃えるといいでしょう。
クッキー型は色々な形があり、見ているだけでも楽しいものですよね。
昔ながらの金属製のものや、ポンと押すだけでガラ付きの可愛いクッキーが抜けるプラスチック製スタンプタイプのものもあります。
最初のうちは、なるべくシンプルな形の扱いやすいものを選びましょう。
細い部分のある形やスタンプタイプのものを使いたい場合は、生地を冷蔵庫でしっかりと休ませ、打ち粉をして使うと型離れが良くなりますよ。
参考サイト:to buy
お菓子作り初心者は何から作るのがおすすめ?失敗しにくいお菓子4選
初めてのお菓子作りでは、どんなお菓子を作ればいいのでしょう?
初心者におすすめの失敗しにくいお菓子を4つご紹介します。
- クッキー
- ベイクドチーズケーキ
- パウンドケーキ
- ゼリー
クッキー
工程がシンプルで、一度に大量に作ることも可能なクッキーは、特に初心者の方におすすめです。
混ぜ方に特別な技術は必要なく、焼き時間も短いので、お子様と一緒に作るのにもピッタリ。
一度にたくさん作りたいなら、円柱や四角柱に伸ばした生地を包丁で切って、アイスボックスクッキーを作るのがおすすめです。
参考サイト:cookpad
https://cookpad.com/recipe/3309869
ベイクドチーズケーキ
ベイクドチーズケーキも、初心者の方におすすめのレシピです。
少ない材料を、しっかり混ぜて、型に入れ焼くだけ!
とっても簡単なのに、見た目はお店のものと遜色ないので、おもてなしにもピッタリです。
参考サイト:kurashiru
https://www.kurashiru.com/articles/a71837e4-38ec-4cd3-9941-487233a547a8
パウンドケーキ
パウンドケーキも、しっかり混ぜて焼くだけでできる簡単スイーツです。
好きな具材でアレンジもしやすいのも嬉しいですよね。
紙型で焼いてラッピングをすれば、ちょっとしたお土産やプレゼントにも。
参考サイト:cookpad
https://cookpad.com/recipe/4616501
ゼリー
見た目も涼しげで夏に嬉しいひんやりゼリーも、実は簡単に作ることができます。
ゼラチンをレンジで溶かせば火も使わないので、お子様と作るのにも安心。
冷凍庫で凍らせてシャーベットのようにしても美味しいですよ。
参考サイト:Eレシピ
https://erecipe.woman.excite.co.jp/detail/2d9edc604fbb51074e7cda1ad740b6a3.html?_s=0438dbb563690877c5c02867e2f4a8c8
お菓子作り初心者は何に気をつけるべき?お菓子作りを成功させるポイント
お菓子作りを成功させるには、どういったポイントに気を付ければいいのでしょうか?
初心者が気を付けるべきポイントは、次の4つです。
- 分量をあらかじめきちんと計っておく
- 工程や分量はレシピ通りに!
- 見た目にこだわりすぎない
- 市販の便利食材を使ってもOK!
詳しく説明します。
分量をあらかじめきちんと計っておく
「1gも違ってはいけない!」ということはありませんが、思った通りの仕上がりを期待するなら、分量をしっかり計りましょう。
作り始める前に、全ての材料を計量し用意しておくと、スムーズにお菓子作りを進めることができます。
最初は、少ない材料のレシピから始めるのがおすすめ。
工程や分量はレシピ通りに!
お菓子作りでは、レシピの工程をしっかり守ることも重要です。
工程や分量を勝手に変えてしまうと、ダマになりやすかったり、うまく混ざらなくなったりすることも。
慣れないうちは「レシピに忠実」を徹底しましょう。
見た目にこだわりすぎない
最初から見た目にこだわりすぎると、うまくいかない可能性が上がってしまいます。
型はなるべくシンプルなものを選んで、慣れてから別の形を試すようにしましょう。
慣れるまでは「均等に作る」を意識すると、早く上達しやすいですよ。
市販の便利食材を使ってもOK!
最初はホットケーキミックスを使ったレシピや、市販のキットなどを上手に活用していきましょう。
経験0でいきなりプロのレシピを目指しても、失敗してしまいがちです。
経験値をためるつもりで、簡単に作れるレシピから挑戦していきましょう。
まとめ
初めてのお菓子作りにチャレンジしてみたいけど、どんな道具を揃えればいいのか、どんなお菓子から挑戦するべきか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
お菓子作りのポイントさえ押さえておけば、お菓子作り初心者の方でもおいしいお菓子を作ることができます。
本記事では、初心者におすすめな調理器具とレシピ、お菓子作りのポイントを紹介しました。
本記事を参考に、ぜひお菓子作りを楽しんでくださいね。
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